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書籍・雑誌

2016年7月 6日 (水)

週末仙台

週末仙台は”フリーペーパー”であり、首都圏などで配布されている雑誌です。
仙台市が講談社と共同で制作している”ガイドブック”で、今回、週末仙台にあの”羽生結弦さん”が起用されている。
気になる週末仙台の内容は「物語のある街・仙台」をテーマに、食や歴史、自然などを紹介した内容となっている。”仙台観光アンバサダー”を務める羽生結弦が七北田公園を訪れ、仙台の魅力について語っているインタビューなどを掲載している。
ガイド本は製作費約2500万円をかけ5万部作成。
4月末から5月にかけて首都圏や札幌の商業施設11店舗で計約8千部が配られ、配布は即日完了した。
市観光課によると、1千部を予定していた郵送受け付けにも1万9251人から申し込みがあった。
あまりの人気だったので2次募集があり、即ネットで申し込んだ。
受付の当日だからセーフとは思っていた。
送られてきた。

P1070832

厚めのマット用紙に、写真が美しく内容も濃い。
羽生結弦人気だけでは5万部が配布完了にならない。
とてもフリーペーパーとは思えない素晴らしい出来である。

P1070833

P1070834
 
財政が厳しい行政にとって、人気がで過ぎるのも良し悪しかなwink

2014年7月 2日 (水)

「波  蒼佑、17歳のあの日からの物語」

Dscn0540リシャール・コラス(日本法人シャネル社長)著 集英社1890円
L'ocean dans la riziere「田んぼの中の海」の翻訳版。邦題は「波La vague蒼佑、17歳のあの日からの物語」

横浜市立図書館に予約していたのが、3ヶ月たってやっと届いた。
所蔵数が少ないこともあるが、東日本大震災の津波の関心がまだ下がっていないということか。

2011年3月11日の東日本大震災の大津波を題材にしている。
ひいばあちゃんに聞かされていた「大津波」が主人公蒼佑のそれまでの人生をすべて流し去った。
ノンフィクションに近いフィクションで、登場人物などは架空ではあるものの、実際に、被災者が語ったことをそのままセリフにしている。
また、あちこちでの実際の話を、舞台は全て「気仙沼」において作られている。
あの南三陸町の防災対策庁舎にて防災無線で避難を呼びかけ、逃げるまもなく亡くなった女性の町職員が主人公の姉として書かれている。
小説の中心は「過去がなくなっても未来は持てるのか?」ということか。
フランス人である著者の日本そして被災者への深い愛情を感じる小説です。
373Pにわたる力作だ。
機会があったら、一度読まれることをお勧めします!

この本を読んでいると3年前の大震災のことが思い出される。
当日のTVのニュースでは仙台の若林区役所まで津波が届いたと流れた。
このニュースを聞いた時、荒浜の津波映像には愕然とした。区役所まで津波がきたのでは実家は壊滅したと思った(津波は区役所までは届いておらず、支所まできたのが実情。近くの仙台東部道路で止まった)。そして95歳の母のことを覚悟した。
妹と連絡がとれて母が無事であったことに安堵したのが昨日のように思える。
その後の3年間にあったことも(癌発見、実家の倒壊更地、アパートへ移住、有料老人施設入所etc.)・・・・・・。
その母が満98歳でこの4月に亡くなった。
母の震災後の未来は何だったのかを考えずにはいられない。

一年に一回は読み返すことにしたい。